K75thunderbirdのブログ

どちらかというと自分の頭の整理用です。ネタとしてはモバイル、自動車、ロードバイク、電気関係やPC関係の突っ込んだ話題、ややデバイスやコンポーネント寄りの偏った内容になると思われます。

昨日の補足的な何か その2(KOITOのLEDヘッドライト

やっぱり腑に落ちないので、念のため再度情報を集めてみる。
以下、確認した情報とチェック計算などの組み合わせを箇条書きに。


第5世代では1台にすることで消費電力は2台使用する場合に比べ25%程度低減した。
 ⇒4世代2つで44Wなので、5世代が33Wという計算。
  実際は34Wだけど計算は合っている。

第4世代では初代に比べて3倍以上明るくし
 ⇒400lmの3倍は1200lmで、これ以上ということだから1400lmなので合っている。

第3世代は第2世代の2倍以上に当たる1千ルーメンを実現し
 ⇒2世代が480lmで、3世代の1000lmは倍以上である。 計算は合っている。

第4世代(13年)では、さらに4割向上させてロー、ハイそれぞれでの1灯化を可能にした。
 ⇒4世代は1400lmということになるので、合っている。

第5世代LEDは、明るさが第4世代の1・6倍に当たる2250ルーメンとなり
 ⇒1400*1.6=2240。およそ2250なので合っている。

第5世代LEDは、消費電力も68ワット(車1台分)と従来比で25%低減
 ⇒一番上の検証と同じ結果。


どうだろうか。
第3世代が明るすぎるのではないか?という疑いに関しては一応複数の確認がとれたので、今までの認識で問題ないという結論でよさそうだ。

ちなみに消費電力に関しては、KOITOが自ら公表している値なので、検証は不要かと。
でも今にして思えば、KOITOの図に消費電力の記載はあっても光束の記載が無いというのは、あまりそこに注目してほしくないという意図が隠れているのかもしれませんね。


ちなみに余談ですが、第5世代では電源回路の電力効率を84%から87%に高めたとのこと。
ということは、少なくとも第4世代の電力効率が84%ということになる。
第3世代以前は分からないけど、84%以下であることは確かかと。
とは言え、多少古くてもそこまで極端に効率が悪化するとも思えないのですよ。
使用している素子は最近開発されたジャンルの製品というわけでもなく、それなりに歴史があっての今なので。


次回はKOITO以外のメーカーにも目を向けてみたいと思います。
あとは、光の利用効率の観点でも書きたいことがあるので。

 

それでは皆さん、ごきげんよう。