K75thunderbirdのブログ

どちらかというと自分の頭の整理用です。ネタとしてはモバイル、自動車、ロードバイク、電気関係やPC関係の突っ込んだ話題、ややデバイスやコンポーネント寄りの偏った内容になると思われます。

H4はHIDよりLEDがオススメ?導入のススメ!

HIDキットが出回り、中華格安キットも出現し、私も手を出しました。
結果、カットラインは満足に出ず、焼けたリフレクターと緑色の劣化バーナーが残りました。

リフレクターの焼けについては別途考察するとして、カットラインが一番問題ですよね。
今、車検を通すときの確認はロービームで行われていますので、正確にカットラインが出ていないと車検に通りません。
もっとも、ハイビームでどうにか通すこともできるようですが、それは置いておくとして。

そのカットライン。
きちんとカットされていないと対向車に迷惑がかかるだけ・・・ならまだいいんですが(よくないけど)、パッシング食らって自分もイライラすることになります。

HIDでもしっかり遮光すればカットラインは出るようですが、手間をかけるのは本末転倒でしょう。

 

ということで、個人的にいろいろ調べた結果、最近のLEDなら問題なく使えることが分かったので、その導入結果など書こうと思います。

 

その昔、LEDバルブが出てきたばかりのころは、光軸も出なければ明るさも不足という箸にも棒にもかからないLEDバルブしかありませんでした。
原因は素子。
LEDの中でもCOBと呼ばれる面実装式の素子を使っていたので、リフレクターとのマッチングが最悪だったというわけです。
特にH4バルブにおいて。
今でも多少は販売されていますが、面発光系の素子は使わないほうがいいです。

その後、ハイパワーLEDは進歩し、1チップ10WクラスのLEDが登場し、発光点をハロゲンバルブに近づけることができるようになったので、配光特性と明るさの問題は飛躍的に改善されました。
そして、バルブの形状を各社が模索している中、大手PHILIPSとかIPFとかがカットラインの出る "使える" LEDバルブを出すようになり、一気に中華製にも同様の構造が広まりました。

 

そんなわけで、今回導入したのはLEDAのAS75になります。
えー、導入前の写真はありません。適当にメーカーサイト確認してください。
注意点があるとすれば、8000lmってのはガセで、実際は4000lmです。はい。

で、さっさとビフォーアフターの比較しますね。
撮影条件は、WB:太陽光固定 F1.8 1/13s ISO1600 という設定です。
車両はGEフィットです。
 ※こういう条件を揃えないで撮影して「こっちの写真ではxxですが実際にはxxです」みたいに書いてるのはスマートじゃないと常々思ってる


ビフォー:GEの+120バルブ(一説によると実測1500lmくらいらしい)

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アフター:AS75(一応単体出力2000lmのはず)

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どうでしょう。

カットラインというかエルボー点のあたり、ハロゲンバルブよりしっかり出ているように見えませんか。
これなら対向車も問題ないですし、車検も安心です。

明るさに関しては、一応ハロゲン(といってもGEの+120)と同等レベルは確保できているので、あとは色温度による視認性の違いくらいかと思います。
強いて言えば、LEDの方が少しだけ明るく見えなくもない・・・でしょうか。

 


そんなわけで、LED導入を考えている方。
選択の参考になれば幸いです。