K75thunderbirdのブログ

どちらかというと自分の頭の整理用です。ネタとしてはモバイル、自動車、ロードバイク、電気関係やPC関係の突っ込んだ話題、ややデバイスやコンポーネント寄りの偏った内容になると思われます。

3300lmが3400lmになっても知覚できるかは別の問題

以前GXB260というHIDバーナーについて書いたことがある。
理屈は明確ではないが、純正と比較して暗いのは間違いないらしい、という結論に至ったアレである。

去年、このGXB260がモデルチェンジしていたことを知ったので、それについて少し書いておきたい。

モデルチェンジして何が変わったか。
カタログ上は明るくなった、らしい。
3300lmだった光束が3400lmに。
もっとも、数割変化しても知覚上は大差ないので、この違いを認識することは不可能と思われる。

それとは別に気になったことがある。
演色性(Ra値)が公表されていないことだ。
元々、CARMATEはRa値をパッケージに記載していた。
GXB260は、それが92となっていた。

しかし、モデルチェンジして数値の表記がなくなっている。

マーケティング上、不要であると判断されたのか。
あるいは、記載しなくても影響が小さいと判断されたのか。
どちらにせよ、一般消費者はそこまで気にしていないという判断が下ったのだと思われる。

この演色性、前にも書いたと思うが、値が高いほど自然に見えるという参考値だ。
しかし、明るく見えるわけではない。
よって、記載していないということは、演色性を落として光束の確保を優先した可能性が考えられる。
もっとも、100lm程度なら誤差とも言えるので、単なるコストダウンの可能性もあるわけだが。

それでは皆さん、ごきげんよう