K75thunderbirdのブログ

どちらかというと自分の頭の整理用です。ネタとしてはモバイル、自動車、ロードバイク、電気関係やPC関係の突っ込んだ話題、ややデバイスやコンポーネント寄りの偏った内容になると思われます。

Anker 757 Portable Power Station の地味なマイナーチェンジ

Ankerさん、商売下手だな!

もっとアピールした方がいいよ!

 

 

・・・ということで、買ってから気づいたことをまとめておきたい。

ちなみにAnkerからはビタ一文渡されておりませんので念のため。

 

 

ということで、購入致しましたよAnker757。ついうっかりポチっとな。

なんだか甲高い音とともに離陸しそうな製品名だけど、重量級の箱でございます。

約20kgと、ちょっとしたトレーニングにも良さげな重さです。

 

 

個人的に、この規模のバッテリーへの要求事項としては

・AC出力1500Wのボーダーはクリアしておいて欲しい

・充電するのに5時間も10時間もかかるのは遠慮したい

・汎用のソーラーパネルを接続したい

・クーリングファンは静かであってほしい

・・・といったところ。

 

つまるところ、普段使っている物を接続したところで消費電力が大きすぎてシャットダウンされたら扱いが面倒だし、急速充電というほどではないとしても1Cくらいの充電電流なら劣化は気にしなくて良いはずだし、数十年レベルで使用できるソーラーパネルが有効活用できればサステナブルだし、静圧が確保できるのは分かるけど小さいファンが高速回転していいのはサーバー室だけだと思っている。

ただ、充放電サイクルが尽きる前に回路側が逝かれるだろうから、サイクルは500回でも3000回でも気にしない、一応。

 

 

購入時、全てを満たすバッテリーは存在しなさそうだったので、基本性能を重視して選択したのがコレ。既に設置してある200Wのソーラーパネルとの接続に関しては諦めていたのだ。(純正じゃないとか端子が違うとか、そういう無粋な話はナシで。自己責任という便利な言葉で適当に納得しておいて欲しい)

理由は電圧。当初、製品仕様ではDC入力が「11~30V」となっていたので、200Wのソーラーパネル(72セルで30Vオーバー、解放電圧40Vオーバー)は「まぁ・・・無理だよね」と。

 

ところが購入後、何気なく取扱説明書を眺めていたらそこには「11~32Vは10A、32~60Vは12.5A、最大600W」の文字が。誤植かと思って本体を見てみたら、そこにも同様の表記が。

 

・・・もしかして使えるんでない?これ。

ついでに言えば2並列で接続可能なのでは?

 

まだ実際に確認したわけではないものの、純正ソーラーパネル(100Wモデルと200Wモデルと400Wモデル)の注意書きを見る限り、757は途中でマイナーチェンジして現行型では60Vまで対応するようになったということで良さそう。

 

どこにも改良したとは明記されていないけどね。

 

ついでに推測すると、電圧によって電流の上限に違いがあるのは、車から供給されうる電圧は10Aまでに抑えておいて、それ以上の電圧であれば12.5Aまで許容することで、車での充電に配慮(シガーライターソケットのヒューズは、ほとんどが10A)しているのだと思われる。気遣いが細かいな!!

 

とはいえ、説明書の日本語がいまいちローカライズしきれていないところとか、相変わらず仕様の整合性がいまいちだとか、モデル初期と現行で重量が違うとか、推奨される充電方法が変わったとか、そういう不器用なところを含めてAnkerって真面目だなぁ・・・と思った次第。

 

勝手な推測だけどね。

 

しかしまぁ、改良したのであれば堂々と書けば良いものを・・・。勿体ない。

とはいえ、リン酸鉄リチウムイオン電池をあたかも「次世代の固体電池」に似せて表記したり、(固体電池についても突っ込みどころ満載だけど、次世代EVにリン酸鉄を使おうとしているのは中国がメイン)、DCACコンバーターの瞬間最大出力を前面に押し出したりするような誇大広告一歩手前な感じのメーカーよりは遥かに好印象だ。目先の数字に踊らされる人種には理解できないかもしれないが。

まぁ、そんな程度も自己判断できないフシアナ君は鴨になっていてほしいと願っているのだが。苦労せず人柱が調達できるね!

 

 

そんなわけで、久々の更新はAnkerさんが不器用であるというネタでした。

誤解のないように付け加えておくと、我が家はAC⇔DC変換と電源供給という分野に関しては先祖代々Anker推しでありますのであしからず。

GaN素子使用アダプタについても、割高だけど使用中です。

モバイルバッテリーに関しては何世代も買っております。

 

 

 

 

そんなわけで、それでは皆さん、ごきげんよう

Ankerによろしく。